10月介護スタッフ研修は『車イス操作の基本』でした。

ケアステーション ラクティでは、毎月スタッフ研修をしています。一度に全員が集まれないので、毎月3回くらいに分けて行っています。

今月は「車イス操作の基本」でした。

車イス操作は、資格を取る時に一通り勉強していますが、実は分らないことが多い!特に、何年も前に勉強したきり、という方には、最近の車イスの機能の充実ぶりには驚く事ばかりです。

その方それぞれで、身体や住環境、使用する場面が違います。どんな車イスだったら、その方の生活をより心地よいものにできるか、提案できるためには車イスを知らなければなりません。

 

今回は、リクライニング+ティルト式といって、背もたれが倒れ脚が上がるタイプの車イスと、一般的な多機能小型車イスの2台を用意し、みんなで操作してみました。

 

事業所内で車イスの基本操作の確認をした後、向かいの公園まで車イスで移動してみました。段差があるところ、傾斜のあるところ、ガタガタ道など、いろいろな場所でスタッフ同士乗りながら、感想を言い合いました。

「急に動かされるとびっくりするよね。」

「やっぱり声掛けって大事だよね」

「ちょっとの傾きでも怖さを感じるね」

などなど。

 

動かされる方の身になると、気づきにくかったことが実感として分かります。

 

 

秋の日、楽しく勉強になった1日でした。

 

段差を乗り越えてみました。