介護リフォーム★段差解消と床材の張り替え
部屋の入口に少しずつある段差を全て無くし、傷んできた床を張り替えました。
床材の張り替えは、車いすが通りやすいように畳敷きの部屋をフローリングにしたりする場合に多くなされます。
また、各入口の段差を埋めて歩きやすいようにしました。このお宅ではトイレの入り口の段差との高さが異なるため、廊下全体の高さを上げて完全にフラット(平ら)にすることができませんでしたが、各段差の高さがすべて同じの場合は床全体を上げて完全フラットにすることができます。
大きな段差の場合、歩く側も意識をして足を持ち上げて段差を超えようと思うのでかえって転倒しにくいのですが、数センチの小さな段差だと、足を上げているつもりなのに上がっていなくて転倒してしまうケースがあります。
転倒すると大腿骨(太もも)の骨を骨折し、数か月も入院・リハビリ、となり、元のように歩けなくなる方がとても多いです。
元気なうちから、段差を気にしなくていい住まいづくりは、長く元気でいるためにとても大切です。
施工前
施工後
施工前
施工後