リフォーム施工事例

【シニアリフォームのポイント】リフォーム会社の選びかた 5つのポイント

こんにちは!暑かったり涼しかったり、体調管理が難しい今日この頃ですね。

私も毎日「体がついてかなくて大変ですよね~」が挨拶になっています。

 

さて、今回はリフォームを考え始めたかたに是非とも読んでいただきたい内容をお届けします。

 

リフォームしたいな、と考えているかたには、

「年老いた両親が住む実家を、少しでも住みやすい家にしてあげたい」とか、

「自宅が古くなった。折角リフォームするなら足腰が悪くなっても安心して住める家にしたい」

というかたが多いのでは無いでしょうか?

 

リフォームしたいな、と思った時、まずは専門業者に相談するかたが多いかと思います。

そこは

「とりあえず昔からお付き合いのある工務店さん」でしょうか?

それとも

「建ててくれたハウスメーカー」でしょうか?

 

 

それはもちろん間違いではありません。

 

ですが、ちょっと待ってください。

 

そのリフォーム会社さんは、介護リフォームについてどのくらい経験値があるかご存知ですか?

 

 

「えっ? リフォーム会社の営業さんなら、介護リフォームのこともちゃんと分かってるでしょ?」

と思われたかた、要注意です。

 

実は、

「リフォーム会社」=「介護リフォーム得意」

は成り立たない場合が多いんです!

 

 

「じゃあどうやってリフォーム会社を選んだら良いの?」

 

という方に向けて、『介護リフォームを得意とする会社を見分ける5つのポイント』をお伝えします。

 

 

 

 

介護リフォームを得意とする会社を見分ける5つのポイント』

 

1.介護系の有資格者が多い

①資格『福祉住環境コーディネーター』保有率が高い

介護リフォームの専門資格です。1級から3級がありますが、2級以上の保有者であればある程度の介護リフォーム知識があると考えて間違いないでしょう。

ただ、大勢いる営業マンの中でひとりだけ保有している、などの場合はあまり意味が無いかもしれませんが。。。

(但し、介護実務経験を必要とする資格ではないので、介護全般に関する知識があるとは限りません。)

 

②資格『福祉用具専門相談員』保有者が在籍している

『福祉用具専門相談員』は、その名の通り福祉用具の専門資格です。つまり、車椅子や杖、手すり、介護ベッドなどの知識を持っているという証です。

リフォームで全て環境を整えようとするとどうしても費用が嵩みがちだったり、柱や天井の構造上リフォームが適さないことがあります。そんな時、福祉用具の知識があると「介護保険のレンタルで良い製品がありますよ」などの提案がしてもらえたりします。住環境をリフォームと福祉用具の両面からのサポートが期待できます。

(但しこれも、介護実務経験を必要とする資格ではないので、介護全般に関する知識があるとは限りません。)

 

③『介護福祉士』『介護支援専門員(ケアマネジャー)』などの保有者がいる

リフォーム会社にはまず在籍していませんが、これらの資格は介護実務経験のある人が殆どなので、多面的に相談に乗ってもらえる可能性が高くなります。

 

2.施工事例・実績に「手すり」や「段差解消」などの事例が多数掲載されている

施工事例が、ほとんど建て替えのような大きなリフォームばかりでは無いでしょうか?

手すり取付などの小さな工事もしていますか?

介護リフォームで多いのは圧倒的に『手すり取付』です。他には『浴室・洗面所』『トイレ』『玄関』。

そのため、そういった改修の経験が少ないと、要望にピッタリと合う提案がしてもらえないかもしれません。

 

3.市町の補助金や介護保険の住宅改修に関する知識があり、活用できるためのアドバイスをしてくれる

介護保険が利用出来そうなかたであれば介護申請のしかたを教えてくれるなど、適切なアドバイスをしてくれるはずです。

その可能性を考えず、どんどん話を進めようとするのであれば、一旦保留にして考えて見るのも良いかもしれません。

 

 

4.緊急性のない工事は積極的に勧めてこない

「浴室は中途半端に手すりを何本かつけるより、全面的にユニットバスに交換した方が綺麗で気持ち良いですよ」

「将来的に必要になるかもしれないから、念のため玄関をスロープにしておきましょう」

などと、今のところ緊急性が低い工事を積極的に勧めてくる会社であれば要注意です。

歳をとってからの身体の状態は非常に個人差が大きいため、元気な時に将来の姿を完全に予測して工事をするのは不可能です。工事した後になって「やっぱりこの手すり要らなかったな~。。。」と後悔する可能性があります。

反対に「手すりは必要になった時にすぐにつけられるから、その時で大丈夫」と言ってくれる担当者なら信頼できそうですね。

 

 

5.介護が必要な人がいる場合、身体の状態をしっかり聞いてくれる

前項でも書いた通り、身体の状態や環境は個人差が非常に大きいです。

また、一概に「手すりは床から●㎝の高さ」「浴槽の入り方は健側から」などの原則があったとしても、

その方の今までの習慣や住環境によっては原則通りでは無い場合もあります。

だからこそ使う本人の話をよく聞くことが大切ですが、そこを重要視しない会社であれば納得のいく仕上がりは難しいでしょう。

 

脳卒中で身体に麻痺が残っている、という方だとしたら、

・身体のどちら側に麻痺があるのか

・立ち座りは自分だけで出来るのか

・どのくらいの高さの段差までなら足が上がるか

・お風呂では今までどこに座ってどんなふうに身体を洗っていたか

など、細かな状況を質問してくる担当者なら安心できそうです。

 

 

 

このように、リフォーム会社を選ぶ際に大切なポイントがあります。

リフォームは決して気軽な買物ではありません。

これからリフォームをお考えの方はぜひ参考にしてください。

皆さんのリフォームが納得のいく結果になり、これからも快適に暮らせる家づくりになりますように。

 

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