社長の、社員への願いと約束

久しぶりのブログ更新です。(インスタグラムに力を注ぐあまり、こちらが疎かになっていました。すみません。)

9月に新しい期が始まり、すでに1ヵ月経ちました。月日が経つのは本当に速いものですね。

 

さて、当社では毎年『経営計画書』を作成し、これからの我が社の進むべき方向を示しています。今期はそこに初めて、「社長の、社員への願いと約束」を盛り込みました。

以下はその内容です。

『成長』とか『自己実現』とか『チャレンジ』は本来、楽しく、心地よいものだと思っています。私はこの会社が、それを楽しめる組織でありたいと考えています。

皆さまは、どのようにお感じになるでしょうか?

 

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『社長の願いと約束』

社員全員が企業理念(Mission)、使命(Vision)、行動指針(Value)に共感し、『ラクティで働けて良かった』と言ってもらえる、社員の家族にも『良い会社に出会えて良かったね』と喜んでもらえる経営をします。

 

 人は、「安全な環境で暮らす」「集団に所属する」などの欲求が満たされると、「自分らしく生きたい」「成長したい」という『自己実現(=成長)』を求めるようになります(※マズローの欲求5段階説)。

 そして、「自己成長を実感する」時に最も「仕事のやり甲斐」を感じ、「働き甲斐」を感じている人は人生の幸福度が高いという調査結果があります。また、65歳以上を対象とした調査では、人生で最も後悔していることは「もっと学べばよかった」だという結果も出ています。

 つまり、成長できる環境で働けることは、人生における満足感、幸福感につながるのです。

 ですから、当社は『社員がすすんで自ら学び、成長を実感できる組織、環境づくり』に取り組み続けます。その具体策が、『人事制度(評価制度、等級制度、賃金制度)の一新』『教育研修の充実』などです。今期も引き続き、社員が働き甲斐を感じ、自分自身の成長を楽しめる環境づくりをします。

 

 また、誰もが新しいことにチャレンジできる会社でありたいと考えています。成長のためには、新しい課題に取り組むことは欠かせません。ですが、初めてのことには失敗はつきものです。チャレンジがなければ新たな成功は生まれないのです。次に成功するための改善策を考えることは大切ですが、チャレンジしたことを後悔する必要はありません。そして、周りの人間は賞賛を送れる組織でありたいと考えています。

 

 とは言え、会社ができることは成長の土台を作るところまでであって、その先の成長できるかは本人の意欲、姿勢にかかっています。すべて受け身の姿勢では成長や自己実現はできません。社員一人一人が自ら学び、成長する意欲を持ちましょう。未成熟の組織を育て、創り上げていく気持ちを持ってほしいと思います。

 

 1日の3分の1近くは仕事をしている時間です。残りの人生の多くを占める大切な時間がやり甲斐を得られるものになるよう、そして幸福感を感じられる人生になるよう、日々の仕事に向き合っていきましょう。

 

参照:NRI「日本人の生活に関するアンケート調査」(2023年2月)

   公益財団法人 生命保険文化センター 「2023年度ライフマネジメントに関する高年齢層の意識調査」(2023年12月)

 

 

 

ほぼ枯れていたパキラ。 日当たりの良いところに置いたところ、新しい葉が次々と出てきました。 成長を感じ、毎日眺めて嬉しくなっています。生命の力に感動しますね。